AMEDデータカタログデータベース利用規約


令和7年5月

第1条(目的)

本規約は、AMEDの情報公開とデータ利活用の促進を目指したAMEDデータカタログデータベースの円滑で安全な利用に関し、必要事項を定めることを目的とする。

第2条(定義)

  1. 本規約において、次の各項に掲げる用語の意義は、当該各項に定めるところによる。
  2. 「AMEDデータカタログデータベース」(以下、「AMED DataCat」という。)とは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「機構」という)の研究開発課題情報や研究開発データ情報を検索・閲覧・分析するシステムをいう。
  3. 「利用者」とは、本規約に同意し、AMED DataCatを利用して研究開発情報や研究開発データ情報を検索し、閲覧、分析する者をいう。

第3条(使用許諾)

  1. 利用者は、AMED DataCatの利用を開始した時点で本規約に同意したものとみなす。
  2. 機構は、利用者に対し、次の各号に掲げる事項に関し、利用者が本規約を遵守する限りにおいて、AMED DataCatの非独占的かつ無償の使用を許諾する。また、利用者はAMED DataCatで提供する情報について、本規約に従って、複製、公衆送信、翻訳、変形等の翻案等、を行うことを許諾する。

第4条(変更)

  1. 機構は、任意にAMED DataCatの改訂を行うことができる。その場合、本規約の条項は改訂したAMED DataCatに適用することとする。
  2. 機構は、必要があると認めるときは、利用者に対する事前の通知を行うことなく、本規約の条項を変更し、又は、新たな条項を追加することができる。
  3. 前項による本規約の変更後に利用者がAMED DataCatの使用を継続するときは、利用者は、変更又は追加後の条項を含め、本規約に同意したものとする。

第5条(著作権)

  1. AMED DataCatの著作権、並びにAMED DataCatで提供する画面表示、研究開発課題情報や研究開発データ情報のインデックス、本規約及びAMED DataCatの利用者マニュアル等のAMED DataCatに関わる著作物の著作権は、機構に帰属する。ただし、AMED DataCatの検索結果から外部リンクにより表示される情報については、それぞれのリンク先の情報提供元に著作権等が帰属する。
  2. AMED DataCatで扱う情報は、公開情報のみで構成されており、機密情報は含まれない。
  3. AMED DataCatには、機構が保有するもののほか、機構に対するライセンス付与者が権利を有するソフトウェアが含まれる。
  4. AMED DataCatは、利用者に対し、本規約に従い、非独占的にその使用を許諾されるものであり、AMED DataCat、及び、これを構成し又は関連するソフトウェアの著作権等を譲渡するものではない。
  5. AMED DataCatの検索結果から外部リンクにより表示される情報利用については、それぞれの情報提供元が定める規約等に従うものとする。また、当該の情報利用に当たって必要な許諾手続き等は利用者の責任において確認し必要な手続きを行うものとする。
  6. 利用者は、AMED DataCatの検索・分析結果等を第三者へ呈示する場合には、出所がAMED DataCatである旨(出典)を明記しなければならない。また、AMED DataCatから取得した情報を編集・加工して利用する場合には、出典とは別に、編集・加工を行ったことを明記しなければならない。

第6条(禁止行為)

利用者は、AMED DataCatを利用する上で、以下の行為を行ってはならない。
  1. AMED DataCatの全部又は一部を第三者に頒布、送信その他の方法で提供する行為。
  2. 法令・条例又は公序良俗に反する利用。
  3. 国家・国民の安全に脅威を与える利用。
  4. AMED DataCatの改変並びに逆コンパイル、又は、逆アセンブル等の行為。
  5. 不正アクセス行為、不正アクセスを試みる行為、及び、AMED DataCatのシステムへの過度な負荷をかける行為。
  6. AMED DataCatに登載されている情報を利用した、研究者又は研究機関に対する誹謗、中傷又は脅迫等の行為。
  7. AMED DataCatに登載されている情報を機械的及びそれに準じた手段等を用いて検索する行為。
  8. その他、機構が不適切と判断する行為。

第7条(利用の停止)

  1. 機構は、次の各項に掲げる事項に該当すると認めた場合、事前に通知し、当該利用者によるAMED DataCatの利用を停止又は制限することができる。ただし緊急を要する場合は、利用者に事前通知することなくAMED DataCatの利用を停止又は制限することができる。
    1. 第6条各項の事由が発生した疑いがあると機構が判断したとき
    2. 本規約及び本規約の目的に反したAMED DataCatの利用
    3. 本基盤に対し又は本基盤に関連して、Denial of Service(DoS)攻撃等やウィルス等に感染したファイルを故意に送信する等のサイバー攻撃をした場合
    4. AMED DataCatに対する不正アクセス
    5. その他、AMED DataCatの運営、管理において支障や損害を及ぼした場合、又は、及ぼすおそれがある場合
  2. 前項の措置に対して、当該利用者は、異議を述べることができない。
  3. 機構は、AMED DataCatの利用の停止、制限又は終了に起因又は関連して利用者に発生した損害、損失、障害、費用等について、一切の責任を負わないものとする。

第8条(システムの運用制限及び免責)

  1. 機構は、AMED DataCatの維持、補修の必要があるとき、事故の発生その他の事由が発生したとき、その他理由のいかんを問わず、利用者への予告を行うことなく、AMED DataCatの運用の停止、休止又は中断を行うことができる。
  2. 機構は、AMED DataCatで提供する情報について追加、修正、削除等の必要があるとき、利用者への予告を行うことなく、情報の追加、修正、削除等を行うことができる。
  3. 機構は、AMED DataCatの中断、停止、又は、提供情報の追加、修正、削除等により利用者に発生した紛争・損害等について、一切の責任を負わないものとする。
  4. 機構は、利用者がAMED DataCatを利用して行う一切の行為、及び、その行為により発生した利用者の損害及び利用者が第三者に与えた障害について、一切の責任を負わないものとする。
  5. 利用者は、AMED DataCatの利用により第三者(情報の著作権者及び他の利害関係者を含む。)との間で紛争等が発生した場合、自己の責任で解決するものとし、機構は一切の責任を負わないものとする。
  6. 機構は、AMED DataCatで提供する情報の正確性、最新性等を維持するために最大限の努力を払うが、必ずしもそれらを保証するものではなく、それにより利用者に発生した紛争・損害等について、一切の責任を負わないものとする。

第9条(アクセスログ等の取得及び利用)

  1. 機構は、利用者がAMED DataCatに接続した際の端末IPアドレス、アクセス情報、検索条件や検索用語等(以下「アクセスログ等」という。)をサーバに記録するものとする。なお、当該記録は、AMED DataCatの適切な運用や改善のために必要となる処理及び利用動向の調査を目的としたアクセスログ等の解析のために利用するものとする。
  2. 機構は、AMED DataCatの利用状況の分析、研究、AMED DataCatの改善等を行うため、前項に定めるアクセスログ等を利用し、又は、機構が指定するAMED DataCatの開発や運営に関わる第三者に提供することができる。

第10条(損害賠償)

利用者が本規約に違反して、機構又は第三者に損害を与えた場合、機構は、その利用者に対し損害賠償を請求することができるものとする。

第11条(機構への連絡方法)

利用者は、AMED DataCatに関し機構に連絡又は問合わせを行うときは、AMED DataCatに設置する問合わせフォームからの送信により行うものとする。

第12条(準拠法及び管轄裁判所)

本規約は日本法に準拠し、同法に基づき解釈される。また、AMED DataCatの利用に関する紛争は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。
以上

改訂履歴

令和7年5月16日制定